立松和平さんを悼む
立松和平さんが亡くなられたそうです。正月明けに奈良法隆寺でお坊さん達に混じって
修行をして帰ったばかりだとお聞きして、あまりに突然のことに呆然としてしまいました。
何かと目標にする作家だったのです。年齢は私と同じ62才、そして本名が「和夫」と
いうのも同じで、つまり団塊世代の戦友(立松さんが勝者で私が敗者ではありますが)
として何時かまみえる日を夢見ておりましたのに。
彼は小説家として苦労しながらも道を切り開いて私の先を行き、私は某鉄鋼会社で実
社会にまみれながらいつか彼の後を追うことを密かに決意しつつあったということです。
そんな大きな目標が突然消えるなんて、正直ガックリ来ました。
この40年についた差は如何ともしがたく、どうあがいても届かない存在ではありまし
たが、時折テレビでお見かけするあの「栃木弁」が暖かくて、何とかなるかも知れない
という錯覚を与えてくれたことも確かではありました。
まあ私事は別にして実に惜しい人を亡くしました。謹んでおくやみ申し上げます。
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